副詞と連体詞
品詞をきちんと言えますか?
名詞(別名を「体言」といいます)
動詞・形容詞・形容動詞(これらをまとめて「用言」といいます)
連体詞・副詞
接続詞・感動詞
以上8つが「自立語」で「助動詞」と「助詞」が「付属語」です。
自立語の中でもひときわマイナーな品詞が副詞と連体詞ではないでしょうか。
別に無理に覚えていなくてもなんとかなりますが、一応理解はしておいた方がいいかと思うます←中学受験や中学生の場合。
連体詞と副詞は「修飾語」のメインとなる品詞です。
連体詞は名前の通り「体言」=名詞を修飾する言葉です。「あらゆる」「いわゆる」などは下に名詞が来ますよね。こういう場合自分で例文を作ってみることが大事です。例文を作るクセをつけておくと国語のみならず様々な局面で役に立ちます。
指示語の連体詞は今日の一部のクラスで説明しましたが、「あの」「この」「その」「どの」というヤツです。
副詞は主として「用言」=動詞・形容詞・形容動詞を修飾する言葉です(名詞を修飾することもあります)。
副詞には大きく分けると「程度の副詞」「状態の副詞」「呼応の副詞」「指示の副詞」の四つに分けられますが、「呼応の副詞」についてはよく聞かされることと思います。
では一個ずつ見ていきましょう。
程度の副詞
もっとがんばれや。(動詞を修飾しています)
もっと上や。(名詞を修飾しています)
たいそうしんどい。(形容詞を修飾しています)
たいそうきれいだ。(形容動詞を修飾しています)
しばらく寝る。(同士を修飾しています)
状態の副詞
ビリビリと破れる。(擬声語)
ぶくぶくと太る。(擬態語)
呼応の副詞
ぜんぜんできない(否定)
とうていできない(否定)
まさかいくまい(否定の推量)
たぶんいくだろう(推量)
なぜいかないのか(疑問)
まるでこうもりのように飛んで行った(比喩)
どうか負けないでください(おねがい)
もし今日も負けたらどうしよう(仮定)
指示語の副詞
ああしろ
こうしろ
そうしろ
どうすればええねん